節分に奈良を堪能!(春日大社で厄除祈祷)
恵方巻きは食べませんでしたが、ご祈祷には行ってきました!

元旦に参拝に行った時、厄除のご祈祷をして頂こうかと思ったら、節分が厄除祈祷に良いと知ったので、せっかく市内に住んでいる事だし、元旦の満員の参拝客から逃れて、節分に改めて来る事にしていたんです。
節分って、「鬼は外!福はうち!」だもんね。
厄も一緒に、お外へ行ってくれ~!!!
って気分です。
春日大社って、観光に来る友人達や彼と一緒に何度も訪れましたが、独りで行ったのは初めてです!
しかも、初めての大社でのご祈祷だし。
ドキドキ…

でね。
参道を歩いてみると、いつもなら無い見知らぬ燈籠が参道に設置されていました!
↓雰囲気がいつもと違う!
石灯籠や釣燈籠は見てましたが、こんな木製のは初めて見た。

入り口に看板があったので説明を読んでみると、燈籠に火を灯して祈願をする日なんだそうです。
つまり、この日は節分万燈籠(せつぶんまんとうろう)といって、中元(8月15日)の夜と一緒に年に2回だけ燈籠に火が灯る日なんですって!!!
し、知らなかったよー!
なるほど。よくよく見てみると、燈籠の辺には祈願者の指名が記載された和紙が貼られています。
広い参道にあるので、写真では大きさがわからないけど、けっこう大きい燈籠なんだよね。
これは16時に一斉に灯るらしい。
(↓夜にも見に行ったよ。詳しくは後半で

このたくさんの燈籠が並ぶ数百メートルもの長い参道を通ってから、まずは本殿で参拝をしました。
▼春日大社はこの釣燈籠が好き。

夜に光を灯す為に、作業している人たちをみかけました。
参拝後に、祈祷所にいって受付をします。
事前予約は不要と知っていたので、予約せずに祈祷所に向いました。
到着したのは11時過ぎ。
1つ前の回が入ったとろだったようで、30分以上待合室で待ちましたよ。
真冬ですが、暖房が効いていて温かい待合室。
コートを脱いで待っていました。
▼祈祷所はこちら。
本殿の参拝の後に、左手の出口から回ると案内があります。建物の近くにはお手洗いもあるので、祈祷が始まるまでの待ち時間でお手洗いに立ち寄る人もいらっしゃいましたね。1時間に1回程度やっているようで、タイミングが悪いと30分以上待つので、知っておくと便利かも♪

ざっくりと厄除祈祷の流れ
1、受付
建物の入り口にある受付カウンターで受付用紙をいただき、祈祷を受ける人の名前&生年月日を記載。
(お恥ずかしながら無知な私は、知らずに主人と2人の連名にしてしまい、主人の名前だけ二重線で消されました:汗)
2、ご祈祷代を納める(支払い)
用紙に記載した氏名の読み方を確認され、お金を納める。
厄除の場合は、専用の絵馬があるのでそれも希望するか確認されます。
絵馬を納めると毎日祈祷していただけるのだそうです。
(別料金500円)
3、待合室で待つ
靴を脱いで、待合室に入って待ちます。
ベンチシートが並んでとても広く、50人以上余裕で座って待てそうな広さ。
絵馬を購入した人は指名を記載する所があるので、そこで記載例を見て指名&生年月日を記載します。
4、呼ばれたら入室
祈祷する場所(何て呼ぶの?)に入ります。
ご祈祷前に、名前の呼び方を1人づつ最終確認されます。
5、祈祷の儀式
巫女さんや神主さまなど、合計4名が入室。
生歌&生演奏を交えて、厳かに祈祷を行います。
途中、頭を下げるタイミングや二礼二拍手一例のタイミングなどをお声がけいただけるので、従って行うだけなので安心です。
みやみやと一緒に祈祷された方は、20名程度だったと思います。
内容は、
*厄除(本厄/後厄)
*家内安全
*新車購入安全
などで、新車の場合は、このご祈祷の後に続いて、車祈祷所へ移動して車自体へもご祈祷するそうです。
ご一緒された方の住所も、奈良/大阪/京都/千葉など、いろんな地域でした♪
6、退室して待合室に戻る
受付にある窓口で巫女さんから、お守りなどが入った袋をいただきます。
<ご祈祷後にいただいたもの>
*ご祈祷札(神棚にお供えするお札)
*大祓詞(日本古来より伝わる祓の詞が書かれたもの)
*厄除肌守(持ち歩くお守り)
*厄除祓串(↓下記参照)
厄除祓串について
春日大社に伝わる特別なもので、外出前に祓串をもって左右左と振ってお祓いをするんですって。いろいろ負ってくれるものなので1年使うとご祈祷札と一緒に納め無ければならないそうです。
7、外に出て、絵馬を納める
絵馬は祈祷所の入り口むかって右手にある納め所に置きます。
▼ここです。
というのが、通常の流れの様でした。
だいたい20分程度。
(参列者のお名前やご祈祷内容をすべて読み上げるので、同時に祈祷する方が多ければ、それだけ時間がかかるのだと思います。)<ご祈祷の詳細>
1月~3月の期間中、毎日9~16時に随時受け付けているそうです。
→詳細は春日大社のホームページをチェック!
▼私の絵馬
裏面には自分で記載した生年月日&指名の他、私の場合は「後厄」と印刷されている絵馬でした。

こちらの絵馬を毎日祈祷してくださるそうです。
なんだか安心な気分になっちゃう、単純な私♪
▼この日は特典が!
節分にご祈祷を受けた方は、甘酒と長寿豆のサービスがありました。

甘酒は「生姜入り」と「そのまま」を選べます。
もちろん生姜部みやみや部員としては、生姜入りをチョイス。
これが本当に美味しかった~♪
久しぶりの甘酒。
ほっこりするね♪
甘酒にはいろいろないわれがあるそうで、そんなご案内の用紙もいただいたので、読みながら飲むとちょっと楽しい。
いただいた長寿豆は、本殿のお守りの販売所でこの日限定で300円で販売していました。
我が家では、帰宅後に彼との豆まきに使って、年の数だけ食べたよ(まだ残ってます)。
▼ちなみに…
気になるご祈祷料はこちらをご参照ください。ご注意いただきたいのですが、絵馬は別料金で500円を納める事になりますよー。祈祷内容に応じて、受付でご案内してくださるので、ご希望の方は聞いてみてくださいね。

巫女さんに「ご祈祷の後に、改めて本殿にお参りください。」と言われていたのと、もともと最後に鹿みくじを挽きに行こうと思っていたので、本殿に再度参拝をしてから鹿みくじをひきました。
厄除効果?!
▼今年の鹿みくじ

美人なまつげパワーのある子を選んだら、大吉でした!
元旦にひいた「初みくじ」も大吉だったし。
今年は厄にも負けずに頑張れるかな?
いや、頑張るよ!!
▼ついでに、この日のリアルな鹿ちゃん
冬毛で、節分に集まる観光客に食べ物をもらっていました。焼き芋を食べてる子もいたよ(笑)

この後、奈良友達のダンさんのお宅にお邪魔して、素敵な和菓子をいただきながらゆっくり過ごしてきました。
さらに、新しくできたケバブのお店で遅いランチもしたし。
久しぶりに1人で奈良を堪能。
遅くなってしまうと、燈籠に灯が灯るのを見たくて仕方ない!
ということで、仕事帰りの彼に車でピックアップされる前まで、春日大社まで戻って見に行く事にしました。
この日は雪がぱらついていたので、寒いのなんの。
超寒がりには辛い…。
でも、気になるので興福寺経由で参道まで出てみました。
(春日大社の本殿までって、駅から1キロほど有るので往復するには辛かった…汗)
▼興福寺
19時から行われるという豆まきに集まる人々。

私が通ったのは、18時20分ごろでしたけど、100名近くの人が集まって待っていました。
私は待たずに春日大社の灯りを見に向って経由しただけなんだけど。
やっと、駅から参道の入り口に到着。
▼参道の入り口の大きな石燈籠にも光が灯っていました。

▼before
昼間はこんな燈籠だったのが

▼after
こんな風に灯ってました。

1キロ以上、延々と続くのでとても幻想的です。
釣燈籠も見たいなーと思ったんだけど、タイムリミット&携帯の電池切れで撮影も断念。
なんでデジカメ忘れちゃったんだぁーーーー!!!
と、悔やみながら帰宅してきました。
でも良いの♪
みんなに言われて、気になっていた厄払いもやっとできたし。
大吉だったし。
素敵なお友達に合えたし。
久しぶりにケバブも食べれたし。
甘酒美味しかったし。
みやみや的には、とっても素敵な節分でした~★
節分に春日大社!
観光にも心のリフレッシュにも、オススメです。
★来年のためにオススメをメモ★
ちなみに、14時には東大寺で豆まきがあったそうです。
駅前のお寺の豆まき時間がばらけているので、時間を調べて観光して回るのも楽しいかもしれませんよ
*みやみや的*
節分の奈良観光タイムスケジュール
午前中 春日大社で厄払い
ランチ 志津香で「釜めし」ランチ
14時 東大寺で豆まきを見る
16時 春日大社の節分万燈籠をみる
お茶 駅前までもどってひがしむき商店街とかでお茶がオススメ
19時 興福寺の豆まき
2010年のタイムスケジュールで言うと、こんなプランがオススメ。さらに、2010年は国立博物館が無料開放されていました。途中の時間でこちらも見るのも良いねー♪
節分って、厄払い以外にいろんなイベントが盛りだくさんでした!
事前に要チェックです!
〓都〓