平城遷都1300年記念経済フォーラム★現在の日本と未来の日本のお話

平城遷都1300年記念経済フォーラム
東の国の経済と文化
日本と東アジアの未来を考える
⇒フォーラムの概要は、前回の記事でチェック
会場は奈良新公会堂だったんだけど、能舞台の部屋で行われました。
▼雰囲気いいねー。

綺麗な場所だったな。
さて、いろんなお話を聞いたので、こちらをメモ。
100年後って、あなたならドウ考えますか?
(私はもうイナイ!なんて、冷たい事は言わないでね:笑)
↓ 続きはクリックしてみてね。
奈良女子大で、日本の歴史について学ぶ中国人の彼女。
自国中国と日本との過去から現在に伝わる歴史を本当に楽しんで学んでる事を気持ちを混めて発表していたので、ぐっときました。
その他、iPadを持っていたので、箇条書きにメモを取ったのでこちらに残しておこうと思います。
(スピーチやパネルディスカッションで、何気なく話した言葉も含まれているんですけどね。)
みやみや iPad memo
★お願い★ご注意ください
あくまで、聞いたお話を私が解釈してメモしていますので、100%ご本人の言葉とは言い切れません。また、iPadでチマチマとタイピングしながらの箇条書きにしているので、強い表現に聞こえる部分が有るかもしれませんが、ご本人は前後にフォローの説明をしている部分もありましたので、ざっくりと読んでくださいね。
東の国の経済文化 2010.9.4
<基調講演でのメモ>
★構想日本 加藤秀樹さん
●ガラパゴス化が起きている
●トヨタの車に騒音がない事に、フェラーリデザイナーが気付き、日本の気遣いに感動した話。
(山形にいる元フェラーリのデザイナーさんから聞いたそうです)
●便利さの弊害として、画一化している実態(ローカライズの素晴しさがへる)
●言葉と人のありかた
(例:「バリアフリー」と言う言葉が免罪符となり、手を貸す他人がへっている日本。パリでは街はバリアフリーになっていないが、他人が手を貸す状況がある。)
●改めて今、何を忘れてしまったのかを見直す。
●新サービスも良い。とりあえず作ってみて、試して、振り返る。
●バーチャルとリアルの共存する世界で、統一化されていく世界に、多様性をまたいれてみる。
<パネルデイスカッション>
★google 村上憲郎さんの発言メモ
●ベストエフォート型の通信(柔軟性のあるインターネット)
●距離のない世界をつくる(それがインターネット)
●今年ぐらいで、インターネット利用者の4人に一人が中国人(とはいえ、表現の自由&著作権管理ができていない事は注意。)
●googleの言葉 ~ all ways on ~ (いつもインターネットにつながっている)
●user generated media(blog / SNSなどと言ってたから、CGMの事だと思う)で、一般の人が発信するのが20世紀
●仮想空間について聞かれた時>リアルが無い中で、仮想空間はない、と考えている
●例えば、0歳の子供の誕生時にその子用のgmailアカウントをとり、お母さんが祖父母に送るメールにccをいれておけば、子供の将来に残せるサービスでもあるのは仮想空間とも言い切れ無い。(歴史的には「木簡」のように残しているが、木が劣化してしまう)
●将来的に、五感を刺激する環境になるインターネット未来を実現させたい。
●「情報」とは、個人のものだと考えている。(クラウドで預かろうとも、預貯金のようなもので、データは個人のものだと考えている。google helthのように、それぞれの病院にカルテがあるのではなく、自分の診察データを独自に管理できるように活用したい)
★漢方 渡辺賢治さん
●日本人らしい中葉(ちゅうよう)のバランス感覚
●漢方は、日本の言葉。
●西洋学と東洋学を組み合わせた発展に、西洋からー注目されている。(西洋やアメリカに注目されると、日本人が改めて価値に気付く)
●日本は世界に発信すべきだ。生薬の産業育成になる。
●「Japan teach the world!」とアメリカ人の学者に五年言われ続ける程、価値を感じてくれていた。
●健康診断の一生分のデータがためられるべき。( パーソナルヘルス、google helth)
●医療崩壊の例> テレビで放送されていた奈良役所での話、奈良県内の患者データが無い実態があった。まとめるために、職員がどういう患者がいるかリサーチして歩いた。
●日本人として自信のもてる社会に。日本独自の価値観。(子供が自信をもって、日本人といえる未来。)
●国勢主義ではいけないかもしれないが、日本人は嫌煙しがちだが、自国のものを大事に思える愛国心は持っていた方が良いと思う(パトリシズム)
★構想日本 加藤秀樹さん
●リアリティを求めてる
●医療もインターネットで変えられたが、実際の情報を見なくなる事はよくない。
●何が本物か、じっくりと見極める。
★松岡正剛さん
●デジタル的(0か1か)という判断⇒今の日本人の悪い判断基準傾向
●サイバー的な要素が増えているのか?
●人間自体は「バーチャル」と「リアル」の区切りが無い感性がある生き物。
●EUのように通貨を統一する事へ日本は焦る必要は無い。世界が多様(紙幣も様々有って良い)である事が大事。例えるなら、お城の石垣はいろんな形が有るから「丈夫」である、という発想。
●インターネット(バーチャル)で情報が何でも見れるのはいいけど、弊害としてでることをgoogleにも考えて欲しい。塩梅が必要。これをどうすべきか考えていきたい。
●グローバルばかりを考える必要性はない、グローバルとローカルの共存(⇒日本人らしさ)。
以上、みやみやメモでした。
講演が終わって、外に出ると新公会堂の周りは満開。
▼新公会堂

▼このお花は何ですか?

▼しかも子鹿がいっぱいいたよ。

↓ 眠そうな子も。

講演後に30分ぐらい、ずっと撮影して回ってました。
かわいかったー

