奈良で安産祈願をするなら徳川家&皇室御用達の「帯解寺」で♪
いろいろあるのだけど、今回は安産祈願編。
日本には5ヶ月目の戌の日に、
腹帯を巻く風習が有るそうですね。
安産祈願も「つわり」が落ち着いたそのタイミングで行くことが一般的なようです。
(わたしの場合は悲しいお別れをした第1子の時期にあえて参拝してきました。偶然にも大安の戌の日で週末に前回の悲しいお別れだった第9週が重なっていた事もあって、ご縁かな?とも思ったし。ダーリンと一緒に行きたかったから。)
私が参拝したのは、奈良で由緒正しいお寺です。
その名も
「帯解寺(おびとけでら)」
といいます。
ちなみに、この名前は日本で唯一なんですってて。
▼こちらで安産祈願

その縁起を知ったダーリンがお寺を決めたんですが、ホームページでの案内やご祈祷で伺って「この子の安産祈願にぴったり!」って、思いました。
歴史に疎い私だって、家光公や皇族の皆様は知ってるもんね。
▼ホームページより抜粋
<帯解寺縁起>
当山は弘法大師の師である勤操大徳の開基巖渕千坊の一院で霊松庵と申しました。
そして、今から約1100年前、人皇55代文徳天皇の御妃染殿皇后(藤原明子)が永い間お子様が生まれず、大変お悩みの折、祖神春日明神のお告げによって、早速勅使をたてられて帯解子安地蔵菩薩にお祈り遊ばされたところ、まもなく御懐妊、月満ちて惟仁親王(のちの清和天皇)を御安産になられました。
文徳天皇はお喜びのあまり、天安二年(858年)春、更に伽藍を建立になり寺号を改められ、無事帯が解けた寺、帯解寺(おびとけでら)と勅命せられました。
帯解の名称はここから始まりました。
<江戸時代>
●徳川三代将軍家光公にお世継ぎがなく、御楽の方が当本尊に御祈願になって、めでたく竹千代丸様(四代将軍家綱公)を御安産されました。
<近年>
●昭和34年7月美智子妃殿下御懐妊に際して安産祈願法要。
●平成3年5月、及び平成6年8月には、秋篠宮妃紀子殿下に安産岩田帯、御守、御祈祷札を献納、また平成13年6月には皇太子妃雅子殿下にも安産岩田帯、御守、御祈祷札を献納いたしており、東宮御所より御礼状を賜っております。
⇒詳細はホームページで
とにかく、前回の経験から不安だった私。
こんな素晴らしい縁起をもったお寺を知った以上、神頼みに伺いたい訳です。
しかも、すごい近いし。
(奈良市のお隣ですからね)
まだまだ「つわり」と戦っていた時期でしたが、大安の戌の日にご祈祷へ行ってきました!
↓ 詳細は続きをクリックしてみてね。
ご祈祷の簡単な流れをご紹介しますね。
私が参拝した際にご案内された流れなので、異なる場合が有るかもしれません。あくまでご参考程度にみてくださいね。
<駐車場のコト>
まずはカーナビの案内にしたってお寺へ向います。
お寺に近づくと、そこはとても狭い路地に面していて奈良らしい激細い道にビックリ。
それでも、休日の大安&戌の日だったので、かなりの混雑っぷりで、第3駐車場ってところに案内されました。
(そこも、ほとんど満車状態だったけどね)
そこから徒歩3分ぐらいですぐにお寺へ。
<まずは受付だね>
受付があるので「安産祈願をしたい」って言うと、用紙を渡されます。
テーブルが有るのでそこで「氏名、住所、出産予定日」などを記載して、受付に渡します。
すると、腹帯の確認をされます。
持ってきた人は腹帯を渡します。私のように用意をしていてない場合は、腹帯を購入。
ご祈祷料(1万円です)をお渡しして受付完了です。
★Point★
<腹帯について>
犬印ブランドの腹帯でした。
たしか、電磁対策用のガードルとコルセットタイプと2種類有りましたね。
極端に割高でもなかったですし、この場で買ってもいいかも。
一番シンプルなタイプなので、デザイン重視の方は事前に購入しましょ♪
購入した場合、中身を取り出されてケースは渡されます。
▼ケースだけ先に渡されました。

<続いて、最初に本堂へ参拝ですよ>
受付が終わったら、目の前の本堂へむけて参拝する様に案内があります。
★Point★
実は、私達はここの参拝に並んでいる時点で名前を呼ばれて大慌て。人も多いし、その後の待合室から本堂までの通路もけっこう距離があるので、サクッと参拝して移動しましょう。
<待合室へ移動し待機>
本堂を左手奥に下ったところに、待合室のような別棟があり、そこの入り口でスリッパに履き替えて建物に入ります。
2階のスペースには広い待ち合いスペースがあるので、ご家族と一緒に待つ事ができます。
(1階にお手洗いも有りました)
<ご祈祷が始まる時にアナウンスが有ります>
順番が来るとアナウンスで名前を呼ばれますので、ご家族も一緒に移動しましょう。
★Point★
ちなみに・・・、ですが。当然の様に階段での移動、本堂への渡り廊下にも段差があるんです。
妊婦さんがストッキングで来てしまうと、スリッパが激滑ります!
私の様に脚のサイズも小さい(22.5cmなの)うえに、ストッキングで来てしまったら、妊婦さんは転ばない様に気をつけないとね!!
まぁ、私の場合は直ぐに本堂のところでご祈祷エリアに来る様に名前を呼ばれてしまって焦ってたから特に感じたのかもしれませんが。
<ご祈祷を開始>
▼ざっくりとした内容
◎妊婦さんは全面の椅子に座り、残った椅子や座敷にご家族が座る様に案内されます。
◎ご祈祷が終わった時点で、お寺の昔話風に縁起のお話を伺います。
◎その後、ご本尊の子安地蔵菩薩様の目の前まで行って参拝します。参拝は妊婦さん全員の後にご家族も参拝する事が出来ます。
◎妊婦さんだけ別室に呼ばれ、ご祈祷していただいた腹帯やお守り等を受け取ります。この時に1つ1つの説明としてお守りを置く位置や扱い方を伺うので、しっかり覚えていないとね。
▼かかった時間
ご祈祷って、1人1人の名前&所在地&出産日を読み上げる訳です。当然ながら参加している人数が多いと、読み上げに時間がかかるので、所要時間も倍増でした。私達は40分以上かかったかも。
★Point★
私みたいにつわり中の妊婦は頭が働かなくなってると思います(苦笑)
もし、いろいろ伺った案内を忘れても大丈夫。
同封された説明の用紙があるので、そちらを見てね!
▼この心得をチェック(一応写真でメモしといたよ)
<ご祈祷の頻度>
基本的に特定の時間は無いようで、戌の日で人が多い場合には、次々とご祈祷をしているようです。
私達の様にタイミングがよければ、ほとんど待つ時間は無くご祈祷がスタートすると思います。
いただいたビニール袋の中には、いろんなものが入っていました。
(上の写真でご紹介した「心得」にも記載が有りますが)
◎ 家に納めるお札
◎ 腹帯に入れるお札
◎ 持ち歩くお守り
◎ 干菓子
◎ スタンプいっぱいの腹帯
◎ パンフレット
◎ 内容物の説明が書かれた「心得」のチラシ
って感じだったと思います。
▼ちなみに、こちらがパンフレットです。

▼こちらが干菓子。
戌の日に、腹帯を巻く時に家族といただくように案内されます。
当日の朝イチで撒いたので、出社前のダーリンといただき巻くました。

ところで、腹帯ですがこんな状態になります!
▼朱印がいっぱい。

これだけ朱印がたくさんだとご利益がありそう!!!
なんだけど…。
実は…。
私の場合は、今では飾ってあります。
サイズを間違えて購入したのか。コルセットタイプが合わないのか…。
妊娠初期の上に、つわりで詳細を調べないで買ってしまったのが良くなかった。
撒いてみたものの、どうも落ち着かないな(宮城弁で言うところの「いずい」)って思ってたんだけど、母親学級で指導してくれた助産婦さんにも「苦しい感じがあるのなら、飾って拝んでおきなさいね」って言われちゃったんで、その通りにしているんです(苦笑)。
帯解寺のご利益かどうか、とにかく第2子は今のところ元気に成長中です。
毎日、胎動がすごいの♪
嬉しい限りです。
安産(出産予定月)までは、毎月ご祈祷してくださるって言うし。
なんだか心強いですね。
信じるものはすくわれる~ってね。
子安山 帯解寺
http://www.obitokedera.or.jp/
あ、そうそう。
奈良以外の近隣方もご祈祷に来ていました。
(私と一緒で一番遠かったのは、名古屋だったな)
郵送によるご祈祷も受け付けてますって。
⇒詳細はホームページ(郵送受付)。
テーマ : 妊娠中期(5ヶ月~7ヶ月)
ジャンル : 結婚・家庭生活